2009.01.19
♪ 新春にふさわしい謡いで・1年間の精進を誓う ♪
観世流謡曲の高謡会が、毎年恒例の「謡初会」を開催した。諏訪地方の会員20人が新春にふさわしい謡曲10曲を謡い、1年間の精進を誓った。
謡曲は「能楽」の歌謡で、諏訪地方でも高島藩時代に藩士の情操教育やたしなみとして、地域文化のいったんを担った。観世流謡曲は前身の組織が大正時代に発足した長い歴史を持つ。現在は観世流能楽師の、根岸晃一師範からけいこを受け、伝統芸能を継承している。
「謡初会」は新年だけに謡うという「神歌」で幕開けし、天下泰平や五穀豊穣を祈った。続いて長寿を祝う「鶴亀」・親孝行をたたえる「養老」・天神と漁師の伝説に基づいた「羽衣」など、めでたい曲の数々が披露された。
観世流謡曲の高謡会は、毎月定例の教室のほか、五月に大会・九月に研修会・十二月に謡納会を予定。昨年古い写本を基に複曲した謡曲「神渡」を諏訪大社で奉納することも計画している。


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