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緑水だより
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2010.02.21

諏訪湖御神渡り「明けの海」奉告 八剱神社

諏訪湖御神渡り神事をつかさどる諏訪市小和田の八剱神社で20日、今季の結果を神前に告げる注進奉告祭があった。神社総代や古役ら約50人が参列。暖冬傾向で御神渡りは出現せず、2季連続で「明けの海」となったことを奉告した。

「明けの海」は戦後29回目。平成元年以降では16回目となり、昭和の15回を超えた。

 今冬の諏訪湖は1月中旬に広範囲で結氷したものの、寒さは長続きせず、次第にその面積は縮小した。宮坂清宮司は「諏訪の湖は結氷するもやがて解氷し、小波打ち寄せる明けの海にて御渡りござなくそうろう」と奉告。参列者は神事後、御神渡りができた場合に拝観式で使う予定だったしめ縄をたき上げた。

 2004年と1998年に続き、御柱年の出現を願っていた神社総代。宮坂勝太大総代は「残念だが、今年1年が穏やかな年になることを願いたい」。宮坂宮司は「氷点下10度以下の日が1日しかなかった。湖が凍り、御渡りができる自然の偉大さを、明けの海だったことで改めて知らされた」と話した。

 奉告祭に続き、諏訪市の諏訪大社上社本宮で注進奉告式があり、結果を記録した注進状を奉納した。注進状の内容は大社を通じて、宮内庁気象庁にも報告される。